SEO対策はWeb上でサービスや商品販売などを行う場合に不可欠で、適切に行うと大きな成果をあげることができます。

しかしその一方で、SEO対策にもデメリットがいくつかあり、それを踏まえた上で運営をしていかないと、対策による弊害の方が大きくなってしまい、思い描くような成果が得られなくなる場合があります。SEO対策のデメリットの一つは、過度に対策をしすぎるとコンテンツがある方向に偏ってしまう場合があることです。SEO対策は、検索エンジンのアルゴリズムや傾向にあわせて、検索結果で上位に表示されるようにするための手法にすぎません。検索エンジン最適化に拘りすぎると、だんだん当初理想としていたWebサイトの方向性から離れていってしまう可能性があります。

SEOは、あくまでWebサイトにユーザーを集めるための手法の一つとしてとらえるべきであり、ユーザーに質が高いと思わせるようなデザインやコンテンツを構成することが人気を得るために最も大切であることは変わりません。また、成果が出るまでに時間がかかるのもSEO対策のデメリットといえるでしょう。SEOしか策を講じない場合だと、Webサイトを立ち上げてから効果があらわれるようになるまでには、順調にすすんだとしても6ヶ月から1年程度はかかります。短期間で多くの人が集まるサイトにしたいのであれば、広告の出稿などといった他のサイトから自身のサイトへ誘導する手法を取り入れることは不可欠です。