サイトのSEO対策ですが、本質的なことを言えば、実際にそのサイトを訪問する人にとって有益な情報が多く含まれていることが重要です。

大手の検索エンジンも、どのようなサイトであれば検索結果の上位に表示させるかについて、いろいろな方策を検討し組み合わせてはいますが、究極的にはサイトを訪問する人にとって有益かどうかが重要で、そのためには具体的にどうすれば良いのかを常に検討しているというのが実態だからです。ですから、質、量ともに十分なコンテンツにすることが大事なわけですが、検索エンジンの側から見て、質や量が十分なコンテンツかどうかを機械的にどうなって判断しているのでしょうか。

まさか担当者が自分で一つ一つサイトをチェックして判断している訳はありません。そんなことをしては時間がかかりすぎますし、あらゆる専門的なサイトの質や量まで正確に判断できる人は誰もいないでしょう。何らかの方法で機械的に行っているはずです。それが分かればSEO対策として有用かもしれません。もちろんこれは企業秘密であって公開されてはいませんが、例えばサイトの滞在時間というものは一つの指標になっています。

匿名性を保った上で、あるサイトを訪れた人はそのサイトを何秒、あるいは何分閲覧していたのかというデータを自動的に収集することは可能です。SEO対策の一つの考え方として、十分に時間をかけて読んでもらい、滞在してもらえるサイトを作ることは重要だということです。